2015年04月20日

村上 春樹

昨日の朝刊の一面の折り目の上に 
村上春樹さん語る と小さく見出しがあった。
「読んでね」と呼びかけるように 親しみがもてそうな彼のカラー顔写真付き。

最近読んだ彼の作品”色彩を持たない多崎つくると、巡礼の年”はおもしろかった。
そして コラムやエッセイ スピーチなどで発信する歴史観や信条は共感することが多くて好きだ。

この記事は忘れたくない。
書き留めておくことにしよう。

”原子力発電”
地震も火山もないドイツで原発を撤廃することが決まっている。危険だからという理由で。
原発が効率的でいいなんて、ドイツ人は誰も言っていません。
「nuclear plant」は本来「原子力発電」ではなく「核発電所」です。
原子力はアトミックパワー。
核が核爆弾を連想させ
原子力が平和利用を連想させるので
「原子力発電所」と言い換えるのでしょう。
「核発電所」「核発」と呼んだらどうかと言うのが 僕からの提案です。

政府から発信される 言葉の言い換え 最近すごく気になります。


今朝の新聞”風知草” 山田孝男さんのコラム
原発再稼働を高唱するする資格は
自宅に核廃棄物を受け入れる人間にしかない。
再稼働の判断を専門家 政府 裁判官に任せて顧みぬ無責任をかみしめるべきである


自分にできることを考えよう。


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2015年01月27日

絵本カフェ

月1回 テーマを決めて 各自が好きな絵本 気になる絵本を持ちより
紹介し合って感想を述べあうサークル(絵本カフェ)に参加するようになって3年目。
”絵本”がますます好きになる。
たぶん 子どもの頃や 娘たちに読み聞かせをしていた頃よりもずっと・・・。

毎回 古典や新作 旧知や未知な絵本が持ち寄られ
みなさんがどんな絵本を紹介してくれるのかが楽しみ。

今日は中3生の学年末テスト真っ只中の日で塾生が早く来る。 
欠席しようかと迷ったけど 参加してよかった。

今日のテーマはグリム童話の”赤ずきん”。
世界中の誰もが知ってるこの本は
日本でも1940年から2014年までに118冊の絵本や挿絵付き童話が出版されているそうだ。
「昔話は 本来、口承によって伝わっていくのが望ましい形。
絵本にすると一定のイメージが出来上がってしまうのが残念ね。」と先生。

けれど 世界中の作家が創造した赤ずきんちゃんの絵本を見比べてみるのは面白そう。 
早退したので仲間とは語り合えなかったけれど 
本を見つけて一人ページをめくることにしましょう。

で、私が今月みなさんに紹介した絵本
”かいくんのおさんぽ”

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孫の名前と同じだったので親しみがもてて購入した本だったのに
サークルで”荒井良二”さんがすごく有名な方で 
数々の絵本を出版されていることを知る。
「私も大好きだったのよ。」と先生が言われて
”あさになったらまどをあけますよ。”を紹介して下さった。

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まったく絵のタッチが違う。
みんなが感心し 来月は”荒井良二”さんをテーマにすることになった。

楽しみ〜〜!!(^^)/
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2014年07月14日

茨木のり子

5年日記をつけて3冊目になる。
今年でこの3冊目の日記帳もおしまい。
過去4年間(上4段)を読み返すのが 
記憶がpoorになりつつある頭脳の持ち主にとってはとてもおもしろい。

週末出かけていて書けなかった日記を書きながら またなにげに見ていると

2012年7月12日(木)
昨晩 大雨 廃品回収ボトボト。
新聞の余禄に「だいたい お母さんてものは しいんとしたとこがなくっちゃいけないんだ。」
という茨木のり子さんの詩”みずうみ”が載っていた。
本棚に眠っていた彼女の詩集を取り出して読む。

と書いてあるのが目に留まる。

どんな詩やったっけ?
思い出せなくて また 今度は本棚の前に鎮座していた詩集を開く。

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<だいたいお母さんてものはさ
しいん
としたとこがなくちゃいけないんだ>

名台詞を聴くものかな!

ふりかえると
お下げとお河童と
二つのランドセルがゆれてゆく
落葉の道

お母さんだけとはかぎらない
人間は誰でも心の底に
しいんと静かな湖を持つべきなのだ

田沢湖のように深く青い湖を
かくし持っているひとは
話すとわかる 二言 三言で

それこそ しいんと落ちついて
容易に増えも減りもしない自分の湖
さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖

教養や学歴とはなんの関係もないらしい
人間の魅力とは
たぶんその湖のあたりから
発する霧だ

早くもそのことに
気づいたらしい
小さな
二人の
娘たち


失礼ながら こんな良い詩なのに忘れている・・・。
『こんなもんさ!』とちょっと落ち込みながら
『忘れても また 感動できたことでいいじゃない!』って 
ポジティブな自分が 自分を励ましている。

いくつになっても ざわざわ ふらふらしている自分を反省!
でも きっと 2年前も 同じことを反省していたに違いない・・・(>_<)
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2014年07月08日

大原敬子先生U

親が子に残す最大なる愛は、子どもが一人で生きていく知恵を授けることではないでしょうか。

生きる知恵とは心の道具をもたせてあげることです。
たとえば素直な心は 人をあたたかくつつみます。
愛する心は、苦難を乗り越える力を生み出します。
明るさは、悲しさを吹き飛ばす力になります。
利発さがあれば、失敗を人生の師に置き換えてしますかもしれません。
こうして育った子は生きることに感謝します。
何があっても「きっと乗り越えられる」と自分を信じることができます。

お母さん、ありのままに、そして自分にあった子育てから、世界でたった一つの親と子の愛の紡ぎをおりなしてください。
自分を信じることがすなわち、わが子を愛することにつながるのです。


今年の七夕は なにも願い事をしなかった。
”願う”ってどういうことかな?ってちょっと思った。
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2014年07月07日

大原敬子先生の言葉

日々 子育てに奮闘中の娘たち。

長女はフルタイムで仕事をして 保育園の送り迎え 食事作り・・・ 
一日の終りは、倒れこむように寝床についているのではと思われます。
勝気な性格なので 一人で頑張り過ぎるところがあり ちょっと心配です。

次女は依頼心が強い性格。
それを自他ともにわかっているので 
そんな自分に負けまいと できるだけ周囲に頼るまいと
これまた 頑張っている様子が伝わります。

そんな彼女たちの目にとまったらなぁという文章に出会いました。

 
ひと昔前の話ですが、女性が一番幸せな時は一反の反物から3枚の着物が作れる頃だと言われています。
小学生も高学年になれば、大人と同じくらいの背丈になります。
一反の着物で三枚の着物ができるというのは、子どもがせいぜい5,6歳までではないかと思います。
昔の人はその時期が母親にとって一番の幸せだと言ったのです。

親の姿が見えなくなると泣きながら追い求めていた頃の子どもにふと追憶することがありますが
それが母親とって人生の中の宝の時間であるからではないでしょうか。

子育ては毎日がいいことばかりではありません。
また苦しんだり、悩んだりがず〜っと続くものでもありません。

だからと言って、そのまま待っていればいいというものでもないことは百も承知でしょう。
混迷、手探り、袋小路・・・こうした道に突き当たった時は
もう一度わが子と自分を見つめることです。
子どもは必ず、何かの形で訴えてきます。
それは嬉しい時でも、辛い時も 苦しい時もです。
いつも心の叫びを伝えています。
そういう子どもの気持ちに気づくことができれば 子育ては楽しくなります。

子育ては そんなに難しいことではないのです。
たった一言の優しい言葉があれば、子どもはすくすくと育っていくのです。

お母さん、どんなことがあっても、あなただけはわが子を信じてあげてください。
そうすれば、子どもはだまっていても、人を愛し、人から愛される子どもに育ちます。
言葉よりも、だまって強く、強く、強く抱きしめてあげてください。


図書館で借りてきた 幼児教育研究家 大原敬子先生の
”親と子どもをむすぶ 奇跡の会話”のエピローグの抜粋です。

娘たちの目に留まるように。
また 私自身も忘れないように
そして これからもすぐ思い出せるように 記しておきます。
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2013年10月20日

おはなし会

再び ピエニシルタへ
オープンして、はじめてのおはなし会だそうそうです。
娘と孫たちを誘って 
喜んでくれるといいなぁ・・・と。
でも一番楽しみにしているのは私。

手遊びから始まって
季節感あふれる絵本のチョイス。
『りんごがひとつ』
『わにわにのおふろ 』
『ぐるぐるちゃん 』
『きょだいなきょだいな 』
『万次郎さんとおにぎり 』
『おでかけのまえに 』
『オニじゃないよ おにぎりだよ』

優しい語り口調。
話し手と聞き手の視線が交わられる感じで
こじんまりしているのがとってもいい。

初めて連れてこられて落ち着かないのか
絵本に集中できないカイト。
帰りは電車の絵本を買ってもらってご機嫌だったけれど
おはなし会はどうだったんだろう?

ママ
「快ちゃん おはなし会どうやった?」
快翔
「気持ち良かった!」
ママ
「どこが?」
快翔
「ゆか!」

会話を聞いていて思わず噴き出した。

子どもの内面をヒットさせるのは ほんとうに見当がつかない。
だから面白い。
気持ち良かったのならよかった・・・かな(笑)
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2013年10月19日

近所のかわいい絵本と雑貨のお店

ゴルフレッスンの帰り よく通る道に
小さな絵本屋さんを見つけた。

"ピエニシルタ(piene silta)"
お店に入ると2階から駆け降りてきてくださった可愛い店主さん。
元保母さんだったそうだ。
絵本のチョイスが私好みでいっぺんに気に入ってしまった。

塾生のお母さんが癌と闘っている。
中2と小5の息子さんのことを気にかけながら
自分のことはさておき 家族のことを心配しながら入院中だ。

その人に 心配していることを伝えたい。
でも 病気の時って他人と関わりたくないこともあるだろう。
でも 孤独ってこともあるかもしれない。
”あなたのことをいつも思っています。”
「そういうメッセージが伝わる本ってないかしら?」と相談してみた。
 
出してくれたのは3冊
その中の1冊は
谷川俊太郎さんの せんはうたう

senhautau.png

波線に切り取られた函の口から本を取り出すと、
深いブルーに、楽譜が描かれたカバーが顔を出します。
ことばが いろんなところへ連れて行ってくれます
元気になってくれるかな?

かわしまよう子さんの なまえのほん

なまえのほん.jpg

素朴なカード風な冊子。

写真とともに、草の名前やその由来、花期などが記されてあったり、
ちょっとおもしろい名前の草たちが紹介されていたりします。
末尾の「おわりに」では
名前を知った花は、知らなかった頃よりも好きになっている、
と綴られていました。

名前ってそのためについたのかも・・・。と思えます。

錠と鍵が2つ(1つは予備)が付いていて、ちゃんと使えます。
大事なところにかけたり、大切な人とひとつずつ鍵を持ちあったり。
お好きな方法でお使いいただけたらいいなと店主さん。

あと1冊もかわしまよう子さんの 道ばたに咲く

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みているはずなのに、みえていない。
そのもっとも代表的なものが
道ばたに咲いている雑草たちだ
 

雑草にも心を配りたい。
そう思えたのは子どもたちと文庫に通いながら絵本の勉強をしてからだ。

絵本を通して少しでも心が楽になってくれたらなぁ・・・。
と思いながら迷いに迷って 

結論は明日の”おはなし会”まで持越し。
娘と孫を誘ってまた来ましょう。

店を出てからも
心にやわらかい風が吹いてる感じで 
ニヤニヤ ふわふわしながら
”帰ったら孫に電話しよう!”と急いで自転車のペダルをこいだ。
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2013年09月14日

少年H

syonenh.jpg

母と一緒に観にいきたいと思っていた映画だったけれど
未遂に終わったので 本日 夫と行ってきた。

地元!地元!地元!
って気持ちで観に行ったけれど
その頃の再現は難しかったらしくロケは全国各地 韓国の釜山までに及んだそうだ。
Hが線路で自殺しようとするシーンは 大井川鉄道で
神戸の市電が走る街並みと 神戸空襲後の市街地は釜山で
焼野原は2日近く 木などを燃やし続けて再現したそうだ。

阪神淡路大震災後の焼け爛れた長田の街を見て 
父が「空襲の時みたいやった。」とうつろな目をしていった姿が思い出された。

偶然 私の兄の名前も”はじめ”

「はじめ、はじめ」ってランちゃんが言うたびに
兄もこんな風に母の言うことをよく聞く子だったなぁと思ったり・・・。

私にノスタルジックな気持ちを運んできてくれた良作です。
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2013年08月31日

夏の終り

8月最後の土曜日
夫は甲子園へ 高校生ルーキー藤波の応援に行った。
時間を気にしないで一日のんびりできそうだったので
母に「”少年H”観にいけへん?」と言うつもりで電話してみた。
「今 家?」と聞くと
「お兄ちゃんの車の中。映画観にいくところやねん。」
じぇじぇ!!
「私 誘おうと思って電話してんけど・・・。」
「偶然やなぁ。お兄ちゃん笑ってるわ。」
”少年H”は私の地元が舞台になっている。
懐かしい地名がたくさん出てくるし 母に見せたら喜んでくれるだろう。
そんな思いが兄も同じだったのが嬉しい。
「楽しんできてね。」と言って電話を切り
さて 『何しましょう。』 と考える間もなく
次女からメール
「今日 何してるの? ”夏の終り”観にいけへん?」と。
私が寂聴ファンを思ってくれたのか と思いきや キャストがいいので見たかったらしい。
即 OK!の返信して迎えにきてもらう。

「kanと二人で映画観に行ったことあったかな?」
と思っていたら 娘も同じことを思っていたらしい。
「ないよねぇ。」(笑)

「前観たの いつやった?」
「タイタニック!」
「中学生やったねぇ。あれが家族4人で行ったの最後かな。」
(姉の話では”star wars"みたいだが)
なんて結婚した娘と話すのが楽しい。

さて 夏の終り

夏の終り.jpg

若い頃に読んだ小説も 良さがわからなかったけど 今回の映画もいまいち。
ああいう男女の不確かな気持ちの揺れ物語は よくわからないというのが結論。
カメラワークや藍染は美しく 時代考証もよくされていて
映画ならではの表現だなぁと思ったけれど
内容は 今 本を読み返してみて 改めて映画のシーンを思い出しやっと繋がるくらい。
また 観たら印象が違うのかな。

雨が降ったり止んだり、くるくる天候が変わる一日
気になるのは 甲子園
TVをつけると中断中だった。
雨は当たらない席だと言っていたのできっと再開を待っているだろう。
6回裏 1点リードしているし。

1時間8分後に再開。 
「甲子園はすごいわ!」
勝利したこともあって ご機嫌でご帰還。
おムコさんに迎えに新大阪まで来てもらったそうで
飲めないおムコさんと飲んベイの娘と一緒に夜食ご馳走がてらまた飲みに行って 
帰宅は午前2時でした。
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2013年05月11日

舟を編む

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去年読んだ本の中でベスト3に入る作品だったので
映画化されたと知って観にいける日を楽しみにしていた。
主演は松田龍平と宮崎あおい
「『馬締君は適役やけど、香具矢さんはあおいちゃんじゃないよね。』とmaiと言っててん。」
と夫に話したら
観終えた後で「真木よう子ちゃうか?」と言う。 
そうかも・・・。
みなさんの意見はどうでしょう。

「辞書は言葉の海を渡る舟だ。」
「人は辞書という舟に乗り暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。
もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。」
「海を渡るにふさわしい舟を編む。」
の信念を持って 言葉を愛する人たちが完成するまで15年もかかる地味な辞書作り作業を完成させる物語。

”用例採集”と聞きなれない言葉が観終わったなんでも忘れちゃう私たちの共通語となって
「採集作業せなあかんね。」という話になる。

梅田ではステーションシネマでしか上映されていなかったけれど
その中の170席くらいの小さなシアターで
地味でも心に響くこのような映画を観るのが好きだ。
 
言葉の持つ力。
傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力。

という本の中の大好きなフレーズが
セリフ化されてなかったのが少し残念だったなぁ。
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2013年03月06日

遺体 明日への十日間

2013-03-itai.jpg

まもなく あの忘れられない日がやってくる。
特集的な報道番組を目にすることが多い中
レンズを通してと実際とでは全然違うんだろうなって思いながら
それでも見入って
あまりの悲惨さに 
自分の家族とダブった時などは特に
涙が止まらなくなることがある。

”遺体 ” この映画を観たからどう・・・ってことないんだろうけど
辛いけど目をそらしちゃいけない。 今、観ないでどうするの?という思いで
久しぶりに一人で映画館に足を運んだ。

遺体安置所のセットは数枚の写真を頼りに再現したそうだ。
泥まみれの遺体と感情までも奪われたような人が働く場所
無機質な空間の中に 泣き声とヘドロを歩く音とサイレンの音が響く。
こんな日々が何日続いたんだろう。
想像もつかなった光景。

そこに情をもちこんだ名優”西田敏行”
この人に救われた。そらさなくて良かったと思えた。
彼役の方は実在するだそうだ。

これから何年かかるかわからない東北の復興。
住民が何を一番望んでいるのか
街作りも大切だろうけど
まず細やかな心のケアに重きをおいた対策をお願いしたい。
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2012年09月01日

あなたへ

夫が、”あなたへ”の映画を一緒に観に行こうと思っているんだろうなって
別に誘われたわけじゃないけれどうすうす感じる。
どうも「観に行こか?」の一言が言い出し難いみたい。
「『その日あかんわ。』と言われると傷つく。」と 以前、少年みたいなことを言ってたことがあった。
そんな気持ちはあんまり変わらないなんだということが歳を重ねるにつれてわかる。

いろいろ事情があってこの映画 HATTO神戸で観ることになった。
first day(誰でも1000円で観れる日) しかも土曜日なので混んでいるかな?と思ったけれどそうでもない。中におばあちゃんとお孫さん(男の子)のカップルがいたのが目についた。 

映画は81歳でもダンディーな健さんと美しい日本の風景
そして大物俳優たちが脇役で健さんをより輝かせる役どころ徹せられているところが良かった。

anatahe.jpg

亡くなった妻から届いた絵手紙には
今まで知らされることのなかった”故郷の海へ散骨してほしい”という妻の想いが記されてあった。
その真意を知るために 一期一会200kmの旅に出る物語。
老優に相応しい静かで穏やかな映画だった。

田中裕子さんが歌う宮沢賢治作詞作曲の歌が素敵だったし
亡くなった彼女が健さんに残した言葉
「あなたにはあなたの時間が流れているのよ。」
というセリフはいつまでも心に響いた。
私が先に逝ったら夫に残したいフレーズだ。

「健さんって座らないらしい。」と映画撮影ドキュメントの番組で知った夫。
「俺も座らんとこう。」と。

映画を観てすぐ感化されるところは夫婦で似ている(笑)
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2012年08月30日

トガニ(幼き瞳の告白)

8月のカレンダーが後一日で終わります。
午前中も仕事だった夏休みのシフトが昨日で終了したので今日は開放感でいっぱい。
友人と待ち合わせをして映画を観に行った。
「トガニ」
togani.jpg

幼い聴覚障害児たちに対する教員達の長期にわたる性的暴行事件をモチーフにした
暗く重く顔を背けたくなるようなシーンも多い韓国映画です。
決して楽しめる映画ではない。
けれどあえて共感してもらえそうな友人を誘って付き合ってもらった。
どんな感想を持たれるか心配だったけれど、その感想が聞きたかったし
「私の考えはこうなのよ。」と聞いてもらいたくもあった。

子どもの弱みに付け込んでどんどんエスカレートしていく大人の欲望
餌食にされた子ども達はこれからどんな人生を歩んでいくのだろう?
これが人間社会だろうか?許せない!と思いながらも
こういうことってあることも現実だ。

原作を翻訳された蓮池薫さんがこの映画の最大のメッセージは
「私達が戦かわなくてはならないのは、世の中を変えるためではなく
世の中が自分をかえられないようにするためだ。」と書かれている。
社会的強者と弱者がいるのは自然だ。けど人権の重さは同じ。
その思いは「変えない。」「変わらない。」
「変わらないよ。」と伝えたい。

韓国では映画が公開されてから、世論が大きな波になり、大統領に”子どもへの性暴力犯罪の処罰に関する改正案”を映画のタイトルの<トガニ法>と名づけて立案させたそうだ。

上映会館である”梅田ガーデンシネマ”がある新梅田シティーの地下街は昭和レトロな町が再現されている。
そこで遅めのランチをとりながら話題は映画だけにとどまらずどんどん広がっていくのだけれどそれも楽しく
この友達を誘って良かったなって心から思えた。

付き合ってくれてホントにありがとう。
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2012年04月30日

アーティスト

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1927年、世界恐慌直前のハリウッド。サイレント映画界きっての大スターが共演した愛犬と共に新作の舞台挨拶で拍手喝さいを浴びているシーンから始まる。白黒無声映画を劇場で観るのは初めて。チャップリンも見たことがない。せりふなしの映画ってどんな感じなんだろう・・・。

思っている間もなくどんどんスクリーンに吸い込まれていく。
人生に失敗した主人公の傷心と回生の物語。
ロマンティックでノスタルジック。
今の時代に欲されているものが満ちているとでも言うのかな。

ラストシーンはそれまで字幕のみだったセリフがトーキーとなって鮮明に聞えてくる。
サイレントの中にトーキングがあった。
仕事が上手くゆかない人の支えや励ましにもなるだろう。
愛犬の可愛らしさも和みます。

観劇後、夫の「男は新しいことできひんねん。」の一言は重かったしちょっぴり笑えた。
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2012年02月25日

ALWAYS 三丁目の夕日'64

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ALWAYS 続三丁目の夕日を観てから5年が経ちます。
「前観たの2〜3年前ちゃう?」という大きな勘違い。
歳を重ねると月日の経過が想像以上に早く戸惑います。

今回もOSAKA STATION CINEMA
3D上映時間には都合が合わず2Dで観ました。

時は東京オリンピックが開催される年。
私は小1
聖火ランナーを近所の国道まで観に行った覚えがあるのと
(聖火が見えたかどうかは曖昧だけど)
重量挙げと体操とバレーボールとマラソンの記憶が鮮明だ。

映画では子役の子たちが大きくなっていた。(あたりまえ)
大人は変わらないのにね。

ストーリーもさることながら小道具のこだわりが私は好きだ。

ろくちゃんの結婚式の引き出物。
昔は豪華でしたね。どんなものを持って帰って来てくれるのか楽しみでしょうがなかった。
アイビールックにVANの紙袋
赤ちゃんのケープ 私がカイトに編んだものに近い(笑)

懐かしさと温かさ 
記憶は色褪せても作品は活き活きしていました。
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2011年12月10日

RailWays

第1弾をTVで観ていた夫が
「今度する第2弾を観に行こう。」と誘ってくれた。
人生は、鉄道に乗った旅のよう。いつ新たな出発をしても、決して遅すぎることはない。
第1弾のレイルウェイはそんなメッセージで日本中を元気付けてくれた映画。

島根県を舞台に一畑電鉄がそれぞれの人生と溶け合った感があって
なんだか懐かしく温かく今の自分を肯定できるような気持ちになれた。

私にとってのレイルウェイは山陽電車

父が42年間勤めた会社
実家の横を走っていた電車
地下に潜るまでは踏み切りの音がいつもきこえていた。
父に付いて行ったらいつもフリーパス。
姫路までどこへ行くのも山陽電車だったような気がする。
私が運転免許がなくても不便を感じないのは移動手段は電車と幼い時から刷り込まれているせいかもしれない。

さて 第2弾
今回は夫婦主体のドラマ
雄大な北アルプスが広がる富山県が舞台。そこに富山地方鉄道が走ります。
四季に織り成す日本の美をふんだんに見せてくれます。
それだけでも得しちゃった気分。

ストーリーは長年夫婦をしていたらそんなこともあるだろうなって話ですが
面白かったシーンは夫婦仲に悩む主人公に被介護者のおばあちゃんが
「オじゃなくて、ぺ。」と言うところ。
「オット」じゃなくて「ペット」
死を前にしてもユーモアをまじえ自分らしく伝える姿に優しさを感じたし夫と一緒に観て良かったなと思った。

この春オープンしたばかりのOSAKA STATION CINEMA
駅から直結 便利で綺麗で 素敵な劇場がまた増えました。
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2009年02月24日

つみきのいえ

アカデミー賞短編アニメーション賞受賞

YouTubeで映画が流れていたので全編見ることができた。
(今は消されてしまったみたい。)
今 私の中にある心情とぴったり添っていておじいちゃんの気持ちがよくわかる。
デッサンやタッチが美しくて「絵本みたい♪」と思っていたら
絵本になってたんだ。\(◎o◎)/!

日本の文化・芸術がどんどん世界に評価されている。

先日エルサレム賞を受賞された村上春樹さんの記念講演のメッセージもすばらしかった。

「私は本日、小説家として、長々とうそを語る専門家としてエルサレムにきました。もちろんうそをつくのは小説家だけではありません。ご存知のようにうそをつく政治家もいます。・・・・
 小説家のうそは つまり真実のような作り話によって、小説家は真実を新しい場所に引き出し新しい光をあてることができる。・・・隠れている真実をおびき出してフィクションという領域に引きずり出し小説の形に転換することで真実のしっぽをつかもうとします。」

「高くて頑丈な壁と壁にぶつかれば壊れてしまう卵があるなら、私はいつでも卵の側に立とう。」

潔いですね。
真実を語る揺るぎの無い言葉でしょう。

国を代表する人の言葉が二転三転する中で 2つのことが輝いて映りました。
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2009年02月09日

レボリューショナリー・ロード

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先週観たマンマ・ミーアと違ってこれは重く深い映画。

女性の幸せが結婚であると信じられていた時代にその生活に不満を感じた女性はどの方向にむかうんだろう。
夫とちぐはぐな関係になった時修正する価値観はなんだろう。

 結婚したいなと思った時にたまたま傍にいた人が夫だったという人多いんじゃないかな。
それを縁とか運とか言うのでしょう。
そんな出会いで一生添い遂げるのであれば二人に努力と忍耐がいるのは当たり前やんね。

映画を観た後は会話が弾む。

タイタニックから12年
タイタニックは家族4人で観た最後の映画。
このコンビも娘達も確実に成長しているのに
「私達はなんの成長があったんやろね。」
またまた落ち込むような話をしながら最後は「「まあ いいか。」で終わっちゃう。(>_<)

カップルまたは女性複数で観るのをお勧めしたい映画でした。
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2009年01月31日

マンマ・ミーア

manmmia.jpg

ABBAのヒットナンバーにのって次々展開するストーリーがおもしろくてほろっときて最後は劇中に入り込んでいる。そんな50代を元気にしてくれる映画です。
ギリシャの青い空やエメラルドグリーンの海も素敵!

きっと舞台だったら客席も一緒になって踊り出すんだろうな。

Happyな気持ちを運んできてくれる映画
その日からPCのBGMはず〜っとABBAです。(*^_^*)
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2009年01月11日

連休は

10日(土)
親しい友人達と新年会
イタリアンの隠れ家イル カピターノ ニシオカにて

中学から高校時代まで交わしていた1冊の交換ノートで盛り上がる。
10代の濃密な時間を一緒に過ごした友達との再会はいつもブランクを感じない。
お互い元気なことを確認して 
その後は・・・
ワイン4本空け(5人でですσ(^◇^;))、しゃべり食べ笑いっぱなしの4時間でした。

このお店、イチローやビッセル神戸の大久保が店の片隅に座っていたことがあるんですって。

11日(日)
義母のところへ
いつもよく声をかけお世話をしてくれていた20代の介護士君が
「明後日で辞めることになりました。」と挨拶に。
年末にも母のお気に入りの方が辞めて寂しい思いをしたばかりなのに。
この業界で長続きするのは難しいんだろうな。
低賃金で重労働。
介護士さんの努力と善意で成り立っているようなところがあるもの。

その後今年初映画"World of lies"をブルクで観る。
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なんと言ってもデカプリオとラッセルクロー
二人の演技が素晴らしい。これは演技じゃないな。役に実在が乗り移っている感じ。

最初に
〜著作に基づくフィクションです。
でも決して絵空事ではない。今、現実に起きていること〜のテッロップが流れる。
これがないと錯覚してしまいそうなリアリティ。
『展開が進んでいく中で、誰が見方なのか、誰が敵なのか、それを見極めつつも観ている側が何度も裏切られるような仕掛けをいくつも仕組み、いつまでも緊張感の中で、多少の苦痛を伴えども観客を引きつけて行くところはリドリー・スコット監督ならではだ。』と年間100本以上も映画を観る方も評価している。

予備知識なしで時間帯がよかったので選んだだけなんだけど
大画面で観るに値する見応えのあるみなさんにお勧めしたくなる映画でした。
posted by maru at 00:00| Comment(0) | 映画・本・絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする